「11年に組員殺害」 強殺で起訴の男再逮捕へ 宮城(産経新聞)

 仙台市内で飲食店を経営していた石垣英治さん=当時(30)=を殺害し、現金を奪ったなどとして、強盗殺人罪などで起訴された北海道旭川市の無職、笹本智之被告(35)が宮城県警の調べに対し「平成11年にも東京都内の暴力団組員の男を殺した」と供述していることが17日、捜査関係者への取材で分かった。県警は供述に基づき、仙台市内の山林で組員の白骨遺体の一部を発見。殺人容疑で笹本被告を再逮捕する方針を固め、ほかにも数人が関与しているとみて慎重に調べている。

 捜査関係者によると、笹本被告は11年1月ごろ、東京都内のアパートで、当時所属していた都内の暴力団の30代の組員の首を絞めるなどして殺害し、仙台市太白区内の山林に捨てたと説明。県警は昨年11月ごろ、供述に基づいて白骨遺体の一部を発見し、この組員と確認したという。

 笹本被告は「男から虐げられていて、腹が立ったので殺害した」などと供述しているという。

 笹本被告は飲食店の同僚だった菅田伸也被告(31)=強盗殺人罪などで起訴=らと共謀し、16年9月3日、茨城県内で石垣さんから石垣さん宅の鍵と金庫の鍵などを強奪。翌4日に太白区内の山林で石垣さんを殺害し、石垣さん宅の金庫から現金約5千万円を奪ったなどとして、昨年8月と11月に起訴されている。

 捜査関係者によると、笹本被告は「石垣さんの遺体は山林に埋めた」と供述。県警は山林を2度捜索したが石垣さんの遺体は見つかっていない。

 菅田被告は全面否認し、「金庫から現金を出したが、石垣さんの両親に渡した。強盗ではない」と話しているという。

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